7月12日、ぐらすサポート基金2009の公開選考会を開催しました。今年は10団体から応募があり、公開プレゼンテーションにて下記の5つの助成団体を決定しました。

●ハーモニーランド 
 麻生区や近隣に住む子育て従事者に対して、楽しい子育てを提案し、日々感じる悩みやストレスを解消するためのサポートを行うことなどを目的としている。助成事業としては、Happy子育て応援情報誌「ハーモニーランド通信」発行事業を行う。子育て期の課題や情報、地域の情報などを持ち寄り、共有することで、誰でもいつでも取り出せる共有資源を増やしていく。また地域記者を募り、地域への愛着とつながりを持つことへのきっかけ作りにする。

●復興ボランティアタスクフォース
 災害救援活動、災害救援に向けた啓発活動のための講演会の開催や、災害救出訓練を実施している。助成事業としては、2004年の新潟県中越地震など、被災地で活動した経験を生かし、チェーンソーやジャッキを使った災害ボランティア訓練を行う。

●Coaクラブ
 川崎市内のデザイン制作活動の活性化、ならびに広告物のクオリティの向上や、イラストレーター、グラフィックデザイナーの育成ならびに職業支援を目的としている。助成事業としては、川崎市内の絵を書くことが大好きな方たちの育成支援のために、毎週日曜日に「パソコンお絵かき教室」を開催する。

●NPO法人 遊び舎
 元児童館職員の仲間たちが2008年に設立した団体。直接的・間接的に遊びへの支援を行い、こどもたちが多種多様な人たちを関わりを持つ場を提供する。助成事業としては、週4日駄菓子屋を生田で開設している「あそびや」の運営事業を行う。様々なこどもが集う場所(環境)を地域につくり、三間(時間・空間・仲間)を提供することで、こどもの健全育成に寄与する。

●地域から平和を考える会
 写真展・映画会・講演会などを通して、マスコミでは報道されることの少ない現実を伝え合い、学びあうことなどを目的とする。助成事業では、広河隆一さんの写真展・ペシャワールの会の活動資料展示と「冬の兵士」(イラクやアフガンの帰還兵士たちの証言を取材したもの)の上映会を開催し、戦争が人々にもたらす悲惨さと真の国際貢献とは何なのかともに考え、理解を深める。

 選考結果の発表を待っている間、団体間の交流の時間を持ち、広報の仕方や、それぞれの得意分野を生かして協力できることなどについて意見交換がなされました。サポート基金の場がこれまで交流のなかった団体が出会い、つながっていく場となっていると感じられる会になりました。
 今回で当初予定していた基金は終了しますが、何らかの形で地域ファンドが継続していけるよう、検討していきます。